1万円の帯と100万円の帯。帯であれば仕立て方は、どれも同じだとお思いではありませんか?
それは間違いです。
もちろん価格の違いだけではありません。一本一本、織り方や組織も違えば、糸の太さや撚り方も違います。
さらに、帯芯によって、硬さ・やわらかさ・ボリューム・重さなども変わります。
帯それぞれに特徴があり、個々に最適な仕立て方があるのです。
京都こはら屋では、常時約20~30種類の帯芯(価格別)をご用意し、どんな帯にも対応しております。
これだけの帯芯を持ち、使い分け、仕立てることができるのも、当社が帯地メーカーとして30年以上にわたり、知識・経験を培ってきたからです。
京都こはら屋は、帯に最適な仕立て・お客様のお好みの仕立てを第一に、違いの分かる「本仕立て」でご満足・ご納得の仕上がりを実現します。
帯とは、それを身につける人のためにある引き立て役です。つまり、全ての人に同じ帯が似合うわけではありません。
また、使い勝手についても、それぞれの人や場面に最適な機能があります。
京都こはら屋は帯の専門家として、市販の帯の仕立てはもちろん、お客様のためだけの創作仕立てもおこなっております。
帯は帯地と呼ばれる生地から作られているのですが、お客様の中にはお気に入りの生地を帯にしたいとお考えの方も少なくありません。あえて和風ではない海外の生地やブランドものの生地などを用い、ユニークな帯に仕立てて自己主張したいという方もいらっしゃいます。そんな時こそ、京都こはら屋にお任せください。
それぞれの生地や帯に最適な帯芯を選び、オリジナルの帯に仕上げます。
それはきっと、身につける方にとって素晴らしい逸品となるはずです。
良い着物、良い帯というのは長い年月を経て受け継がれていきます。「おばあちゃん、お母さんが使っていた着物や帯はとても良いものなので、それを現代風にアレンジして使いたい」というご要望は、非常に多く寄せられます。
特に明治や大正時代に作られた着物や帯にはとても良いものが多く、現在では入手が難しいものも多く見られます。京都こはら屋にご依頼いただければ、当社の提案力と技術力を駆使して、新しく生まれ変わらせてみせます。
本当に良いものは、時代を超えて輝き続けるものです。単に古くなってしまっただけで輝きを失っているものも、一つひとつ職人が心を込めて仕立て直すことで、再びその素晴らしさを蘇らせます。
帯から帯への仕立て直しはもちろんのこと、古くなった羽織などから帯への仕立て直しも京都こはら屋なら可能です。
本仕立て加工直しから寸法直しまで、全て帯博士にお任せください。
帯芯を取り替え、シミ抜き・糸浮き直し・シワ・裏地たるみ・ほころび・すり切れなど、各所を修復します。
丸帯に裏地をつけて一般的な袋帯(1丈1尺5寸)2本に加工いたします。
帯の帯芯の「重さ」「厚さ」等を好みによって入れれますので、「柔らかい帯がいい」、「堅い帯がいい」などご要望にお応えすることができます。
5年、10年と使える自分だけの帯をおつくり下さい。
「そのまんま結び帯」は、とても簡単にお太鼓結びができて、気軽に結べる文化帯の一種です。 |
着物から袋帯・名古屋帯へと加工いたします。着物の素材や特徴を見極め、帯に合った最適な方法で仕立て直し、ご満足いただける仕上がりを実現します。
着物地など帯に不適合なものも裏から特殊補強を行い生地として仕立てます。
長さの調整など、採寸による寸法変更をいたします。
揮発性溶剤(ベンジン)で帯を端から端までたたき洗いを行います。これにより特殊な汚れ以外を落とすことができます。
最終仕上げはプレスで仕上げます。
シミ抜きを行い、シミや汚れ、汗シミを改善します。
丸洗いで落ちなかった頑固な汚れや特殊な汚れ(日数の経過した汚れやカビなど)を落とすことができます。
着物では落ちにくい汚れも帯では落ちることがあります。諦めず一度ご相談ください。
何度かお召しになって自宅で取り切れないシワ等を、まったく新しい状態に仕上げることができます。